Snow Peak リトルランプ ノクターン レビュー|炎の雰囲気が最高のガスランタン
キャンプサイトで「なんかいい雰囲気だな」と思ったとき、その正体はたいてい炎の揺らぎです。LEDランタンがどれだけ明るくても、火の灯りには敵わない。3人の子どもを連れてファミリーキャンプを続けてきた僕が、何年も手放せないのがSnow Peak リトルランプ ノクターンです。
この記事では、実際に使い続けてわかったリアルな感想をお伝えします。着火にちょっとだけクセがある話も正直に書きますよ。
ノクターンってどんなランタン?
Snow Peak リトルランプ ノクターンは、ガスバーナーで炎を灯すランタンです。白熱電球のようなガラスシェードの中で小さな炎がゆらゆら揺れ、独特の温かみのある光を放ちます。
Snow Peakらしいシンプルで洗練されたデザインで、テーブルの上に置くだけでサイトが一気におしゃれに。「映え」よりも「雰囲気」を大切にしたいキャンパーに刺さるランタンです。
役割としてはサブランタン・テーブルランタンの位置付け。メインの明かりはLEDランタンに任せつつ、食事中のテーブルやリビングスペースの雰囲気づくりに使うのがベストです。
スペック・サイズ感・価格
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 品番 | GL-140 |
| サイズ | φ68×155mm |
| 重量 | 116g(本体のみ) |
| 燃料 | LPG(イソブタン・プロパン混合ガス) |
| 対応ガス缶 | Snow Peak ギガパワーガス(110/250) |
| 明るさの目安 | 約7ルーメン(最大) |
| 連続燃焼時間 | 約3.5時間(ギガパワーガス110使用時) |
| 定価 | 6,380円(税込) |
手のひらにおさまるサイズ感で、重さも116gと軽量。ソロキャンプのパッキングにも気兼ねなく入れられます。ファミリーキャンプなら2〜3個並べて使う人も多いですよ。
着火方法の正直な話
ここ、一番正直に書きます。
ノクターンは点火装置がありません。自分で火をつける必要があります。これがわかっていないと、最初はちょっと焦ります。
チャッカマン火力マックスでやっと点いた体験談
初めて使った夜のことを今でも覚えています。子どもたちが「はやくつけて!」とそわそわする中、いつも使っているチャッカマンをガラスシェードの開口部に差し込んでカチカチ。
……つかない。
何度やってもつかない。ガス缶はちゃんとセットしてるし、バルブも開いてる。なのにつかない。
5分くらい格闘して気づいたのが、チャッカマンの炎が小さすぎるということ。よく見るとバーナー部分はシェードの奥にあって、チャッカマンの炎が届いていませんでした。
試しにチャッカマンの火力ダイヤルを最大にして、炎を最大限に伸ばして近づけたところ、無事着火。あの瞬間の安堵感は忘れられません(笑)。
コツをまとめるとこうなります:
- チャッカマン(スライド式ライター)を使う
- 炎を最大にしてシェード開口部からバーナーに近づける
- バルブを少し開けてからライターを近づけ、点いたらバルブを調整する
- 風のある日は風上を背にするか、風防を使う
慣れると10秒でつけられます。最初の1回だけ「コツ」を掴むまでが山場です。子どもに見守られながら格闘することになっても、焦らず。
燃料はこれ一択
LPG(液化イソブタン・液化プロパン)対応
ノクターンの燃料はLPG(液化石油ガス)。具体的には液化イソブタンと液化プロパンの混合ガスです。Snow Peak純正のギガパワーガスがそのまま使えます。
他社の互換ガス缶(OD缶)も形状が合えば使えますが、純正のギガパワーガスを使うのが一番安心です。寒い時期のキャンプが多い場合は、プロパン混合比率が高いオールシーズンタイプ(プレミアム)を選ぶと火力が安定します。
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110サイズが1〜2泊のキャンプにちょうどよく、持ち運びも楽です。ノクターンは消費量が少ないので、1缶で数回のキャンプに使えます。
実際に使ってみた感想
明るさはちょうどいい
最大約7ルーメンと聞くと「暗すぎない?」と思うかもしれません。実際、本を読むには暗い。でもこれはテーブルランタンとして考えると絶妙な明るさなんです。
食事の時間、子どもたちの顔をちょうど照らしてくれる温かい光。「これ以上明るくしたい」と思ったことは一度もありません。むしろLEDだとギラギラしてしまうようなシーンで、炎のやわらかい光が雰囲気を守ってくれます。
炎の調整が簡単
バルブを回すだけで火力調整ができます。操作はシンプルで直感的。子どもが「さわりたい!」と言ったとき、さすがに触らせませんでしたが、大人が操作する分には難しいことは何もありません。
サブランタンとして雰囲気づくりにぴったり
我が家のキャンプでのポジションはこうです。
- タープ下の明かり → Snow Peak ほおずき(LED)
- テーブルの雰囲気づくり → ノクターン
- 就寝前のまったりタイム → ノクターンだけ残す
夕食が終わってほおずきを消し、ノクターン1個だけになった夜のサイトは本当に最高です。子どもたちも炎をぼーっと眺めて、自然と静かな時間になります。
ほおずきとの使い分け
電池式との違い、炎ならではの魅力
同じSnow Peakのほおずきは電池式(USB充電)のLEDランタン。実用性ではほおずきが圧倒的に上です。明るい、充電できる、吊るせる、子どもが触っても安全。
でも、ノクターンにしかできないことがあります。それが「炎がある」こと。
炎は揺れます。一定じゃない。その不規則な揺らぎが、人間の本能に何かを訴えかけるのか、子どもも大人も自然と炎を眺めてしまう。スマホを置いて、無言で火を見る時間。それがノクターンの本当の価値だと思っています。
| ほおずき | ノクターン | |
|---|---|---|
| 明るさ | ◎ 実用的 | △ 雰囲気向き |
| 雰囲気 | ○ | ◎ |
| 子どもの安全 | ◎ | △ 要注意 |
| 使いやすさ | ◎ | ○(慣れれば) |
| 燃料コスト | 低(充電) | ガス缶代あり |
結論:両方持つのがベストです。実用性と雰囲気は別物。どちらかで妥協する必要はありません。
ちなみに、我が家では最近スノーピーク セレスをサイトのメイン照明として導入しました。ノクターンの7ルーメンではサイト全体を照らすのはさすがに難しいのですが、セレスの200ルーメンと組み合わせることで「明るさはセレスに任せて、ノクターンは雰囲気担当」という役割分担がしっかり決まりました。
この組み合わせ、5人家族のキャンプでかなりハマっています。
👉 スノーピーク セレス レビュー|ほおずき持ちの5人家族パパがテントサイトをもっと明るくしたくて買った話
クリスタルシェードと合わせるとさらにいい
ノクターンをさらにアップグレードしたいなら、Snow Peak クリスタルシェードとの組み合わせが鉄板です。
ガラスシェードにクリスタルシェードを被せることで、炎の光が乱反射してキラキラとした輝きに変わります。テーブルの上に置くだけで、まるでキャンドルホルダーのようなリッチな雰囲気に。写真映えも一気に上がります。
クリスタルシェードについては別記事で詳しく紹介しています。
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ノクターン本体・ギガパワーガス・クリスタルシェード、3点セットで揃えると雰囲気づくりが完成します。
【ノクターン本体 GL-140】
【ギガパワーガス110】
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まとめ:炎の雰囲気が好きなら絶対後悔しない
Snow Peak ノクターンを一言で言うなら、「実用品じゃなくて体験品」です。
明るさを求めるなら他のランタンの方が優秀。でも、キャンプの夜に「炎のそばにいる」という体験をしたいなら、ノクターンの右に出るものはありません。
着火にちょっとクセはあるけど、慣れれば問題なし。チャッカマンの炎を最大にするのを忘れずに。
3人の子どもたちが「これつけて」と言うお気に入りランタンになっています。ファミリーキャンプをするなら、1個持っておくと夜の時間が確実に豊かになりますよ。
ノクターンは「明るさ」を求めるランタンではありません。でも、炎のゆらぎがつくる雰囲気は、LEDランタンには絶対に出せないものがあります。
我が家ではセレスやほおずきで明るさを確保しつつ、ノクターンで夜の雰囲気を演出するという使い方が定番になりました。機能で選ぶなら他のランタンで十分ですが、「キャンプの夜をちゃんと楽しみたい」という方には、ノクターンは唯一無二の存在だと思っています。
我が家のランタン全機種まとめ|役割分担表
5人家族キャンプで実際に使っている6機種の役割をまとめました。
| ランタン | 役割 | 明るさ | 燃料 |
|---|---|---|---|
| スノーピーク セレス | サイト全体のメイン照明 | ◎ 200lm | 充電式 |
| スノーピーク ほおずき | テーブル・テント内のサブ照明 | ○ 100lm | 充電式 |
| スノーピーク たねほおずき | テント内・手元の小さな灯り | △ 30lm | 充電式 |
| スノーピーク ノクターン | 炎の雰囲気づくり | △ 7lm | ガス |
| ラーテルワークス ヴィント | アウトドア全般のサブ照明 | ○ | 充電式 |
| ダイソー COBタッチライト | 子ども専用・トイレ・緊急用 | △ | 電池 |
「ランタンって何を選べばいいの?」という方は、用途・明るさ・燃料タイプで選ぶのがおすすめです。我が家の選び方はこちらにまとめています👇
👉 【近日公開】5人家族パパが選ぶファミリーキャンプのランタン完全ガイド
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